ハピソンのエアーポンプ|乾電池式・充電式の特徴と釣りでの使い方

釣り場のバケツに乾電池式エアーポンプで泡を送っている様子と記事タイトル

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釣具店でエアーポンプを探すと、ハピソンの乾電池式がずらりと並んでいますよね。『型番が多すぎて、どれが自分の釣りに合うのか分からない』という方も多いはずです。

結論から言うと、ハピソンのエアーポンプは「送風量(泡の強さ)」と「電池の持ち」、それに「水に強いか」の3つで選べば迷いません。半日の釣りか、一晩の持ち帰りか、使う場面を先に決めるのがコツです。

この記事では、ハピソンの主な型番を公式仕様で比べ、使う場面ごとにどれが合うかを分かるようにまとめています。

目次

ハピソンのエアーポンプはどんなメーカー?

先に結論

ハピソンは、釣り用の乾電池式・充電式エアーポンプをそろえているメーカーです。公式サイトの会社表記は山田電器工業株式会社。活きエサやオトリ鮎を生かして運ぶための説明が中心で、水槽用の適合サイズや使用水深は書かれていません。

ハピソンのエアーポンプは、どれも釣りの場で使うことを前提に作られています。電池で動き、バケツやクーラーボックスに泡を送れるのが基本の役目です。

『家の水槽にも使える?』と考える方もいますよね。電池で動くので停電の時の予備としては頼りになりますが、公式は釣り用としての説明です。毎日つけっぱなしの水槽のメインには、水槽用のポンプを選びましょう。

ハピソンのエアーポンプの分け方主な型番ひとことで言うと
乾電池式(普及・小型)YH-702B、YH-707B、YH-732P手軽で軽い
乾電池式(強弱・水洗可能)YH-708B、YH-734C、YH-735C、YH-739C、YH-750泡を強くも弱くもできる
充電式YH-760電池がいらず軽い
カー電源・電池式2WAYYH-737B、YH-738車の電源と電池を切り替えられる

ほかのメーカーとの違いを知りたい方は、エアーポンプのメーカー別の特徴で、得意な方向ごとにまとめています。

ハピソンの乾電池式エアーポンプの特徴

ここでは、乾電池式の主な型番を公式の仕様で並べます。数値はすべてハピソン公式サイトの記載です。

型番送風量電池連続使用時間防水モーター寿命
YH-702B約0.45L/分単1形×2個約60時間記載なし約200時間
YH-707B約0.45L/分単1形×1個約65時間防滴形約1,000時間
YH-708B強 約1.0/弱 約0.45L/分単1形×2個強 約55/弱 約150時間防滴形約1,000時間
YH-732P約0.5L/分単3形×2個約25時間防滴形約700時間
YH-734C強 約1.3/弱 約0.6L/分単1形×2個強 約25/弱 約75時間水洗可能約1,000時間
YH-735C(ミクロ)強 約1.3/弱 約0.6L/分単1形×2個強 約25/弱 約75時間水洗可能約1,000時間
YH-739C強 約1.5/弱 約0.7L/分単1形×2個強 約15/弱 45時間水洗可能形約700時間
YH-750強 約2.3/弱 約0.7L/分単1形×2個強 約4/弱 45時間水洗可能形約300時間

表を見ると、泡を強くするほど電池の持ちが短くなるのが分かりますよね。例えばYH-750は強で約2.3L/分と力がありますが、強のままだと約4時間で電池が切れる仕様です。

型番ごとの持ち味

YH-707Bは単1形1個で約65時間と、電池の持ちを重視した型番です。YH-732Pは単3形で動く小型タイプで、公式は「携帯性に優れた小型タイプ」と説明しています。

YH-735Cは、多孔質のセラミックストーンで「ミクロの泡」を出すのが特徴です。YH-739CとYH-750には、動いている時にLEDが光るマーカー機能があります。

「防滴形」と「水洗可能」の違い

公式の表記では、YH-707B・YH-708B・YH-732Pは「防滴形」、YH-734C以降は「水洗可能」です。水しぶきがかかる場面が多い釣りなら、水洗可能のほうが安心して使えます。

充電式とカー電源2WAYのエアーポンプ

乾電池を毎回買うのが面倒な方や、車で移動する釣りが多い方には、充電式やカー電源と兼用できるタイプもあります。

型番送風量電源使える時間特徴(公式の表現)
YH-760(充電式)強 約1.5/弱 約0.7L/分、オートマイクロUSBで充電(約8時間)強 約6/弱 約24/オート 約12時間本体約260g、電池切れの事前お知らせと自動で弱に切り替え
YH-737B約1.0L/分単1形×2個/シガーライターソケットDC12V約50時間エンジンを切ると自動で乾電池に切り替わる
YH-738約1.0L/分単1形×2個/専用USB電源(車のUSB・モバイルバッテリーなど)50時間エンジンを切ると自動で乾電池に切り替わる

YH-760は「電池要らずだから超軽量」とされていて、電池が切れそうになると自動で弱に切り替わります。うっかり電池切れで止まる心配を減らしたい方に向いています。

YH-737BとYH-738は、車の電源で動かしながら、エンジンを切ると乾電池に切り替わる仕組みです。車で移動して、そのまま釣り場で使いたい方に合います。

USBやモバイルバッテリーで動くポンプの考え方は、充電式・USBのエアーポンプでくわしく紹介しています。

使う場面で選ぶハピソンのエアーポンプ

ここがこの記事でいちばん役に立つところです。釣り・持ち帰り・停電の予備という場面ごとに、公式の仕様から合いそうな型番を並べました。

使う場面重視したいこと候補になる型番理由(公式の仕様から)
半日〜1日の釣りで活きエサを生かす泡の強さと水への強さYH-734C、YH-735C、YH-739C強弱があり、水洗可能
夜通し・長時間の釣り電池の持ちYH-707B、YH-708B(弱)約65時間、弱で約150時間
車で魚を持ち帰る電源の切り替えYH-737B、YH-738車の電源と乾電池を自動で切り替え
荷物を軽くしたい本体の軽さYH-760、YH-732P充電式で約260g、単3形の小型
家の水槽の停電の予備長く動くことYH-707B、YH-708B(弱)電池の持ちが長い
ハピソンのエアーポンプを、活きエサを生かす釣り・長時間の釣り・車での持ち帰り・荷物を軽く・停電の予備の5つの場面に分けて、重視することを示した図解

『全部入りの1台がほしい』と思いますよね。ただ、泡の強さと電池の持ちは引きかえになっています。長い時間使う日は弱、エサが多い時は強、と切り替えながら使うのが現実的です。

買う前のチェック
  • 何時間くらい動かしたいか
  • 入れる魚やエサの量(泡の強さ)
  • 水しぶきがかかる場面か(防滴形か水洗可能か)
  • 予備の電池を持っていけるか

乾電池式と充電式、どちらにする?

『乾電池式と充電式、結局どっちが便利なの?』と迷いますよね。どちらにも良いところがあるので、自分の釣りの回数と時間で考えてみましょう。

こんな人に乾電池式充電式(YH-760)
長い時間、続けて動かしたい向いている弱で約24時間まで
その場で電池を入れ替えたい向いている充電が必要
荷物を少しでも軽くしたい単3形の小型なら軽い本体約260gで軽い
電池を買い足す手間を減らしたい電池代がかかる向いている

乾電池式は、予備の電池さえあれば釣り場で何度でも動かし続けられます。充電式のYH-760は約8時間の充電が必要なので、前の晩に充電しておくのを習慣にしておきましょう。

家の水槽の停電の予備にするなら

ハピソンは釣り用ですが、電池で動くので停電の時のつなぎにもなります。ただ、水槽で使う時の適合サイズや水深は公式に書かれていません。

水槽用として水深の目安が書かれている電池式もあります。例えばニッソーの乾電池式エアーポンプB-1は「水深約30cm以下の水槽」とされています。家の水槽の予備として選ぶなら、こうした水槽向けの説明がある物も比べてみてください。

釣りでのエアーポンプの選び方全体は、釣りのエアーポンプでまとめています。

ハピソンのエアーポンプを釣りで使うコツ

釣り場では、ちょっとした使い方の差で電池の持ちや泡の出方が変わります。ここでは、仕様から分かる使い方のポイントを紹介しますね。

釣りの日の使い方
  1. 出かける前に新しい電池を入れ、泡が出るかを試す
  2. 予備の電池を持っていく
  3. ストーンをバケツやクーラーボックスの底に沈める
  4. エサが少ないうちは弱、多い時は強に切り替える
  5. 使い終わったら電池を抜き、水気をふいてしまう

ストーンは、ハピソンのセラミックストーンYH-467Pが多くの型番に対応しています。多孔質のストーンで「ミクロの泡」を作るもので、転がり防止用の三角キャップが付いています。

釣った魚をクーラーボックスで生かして運ぶために、乾電池式エアーポンプで泡を送っている写真

クーラーボックスで魚を生かして運ぶ方法は、携帯用エアーポンプとクーラーボックスでくわしく紹介しています。

よくある失敗

前回の残りの電池のまま出かけて、釣り場で泡が弱くなってしまうケースです。出かける前に動くかを試し、予備の電池も持っていきましょう。

ハピソンのエアーポンプでよくある相談

ハピソンのエアーポンプについて、多く読まれている相談に答えます。

水でぬらしたら動かなくなった。自分で直せる?

『乾電池式のYH-732Pを水でぬらしたら動かなくなった。自分で修理できる?』という相談は、とても多く読まれています。

YH-732Pは公式の表記で「防滴形」です。水しぶき程度を想定した作りなので、水につけたり洗ったりする使い方には向いていません。

分解して直そうとするのは、故障が広がるもとになるので避けましょう。水がかかる場面が多いなら、「水洗可能」と書かれた型番を選ぶのがおすすめです。

アジのバケツ用にYH-739CとYH-750のどちらがいい?

『バケツでアジを生かしたい。YH-739CとYH-750、どっちを買えばいい?』という相談もあります。

違いは、強の時の泡の強さと電池の持ちです。YH-750は強で約2.3L/分と力がありますが、強の連続使用は約4時間です。YH-739Cは強で約1.5L/分、強の連続使用は約15時間です。

比べるところYH-739CYH-750
送風量(強)約1.5L/分約2.3L/分
連続使用時間(強)約15時間約4時間
連続使用時間(弱)45時間45時間
モーター寿命約700時間約300時間

釣りの時間が長いならYH-739C、短い時間でアジが多いならYH-750、という考え方ができます。

ストーンから泡が出ないのに、ホースからは空気が出る

『ストーンを外してホースを水につけると泡が出るのに、ストーンを付けると出ない』という相談もよく見られます。

この場合、ポンプは動いていて、ストーンが目詰まりしていると考えられます。ストーンを交換して、泡が戻るか試してみましょう。

ストーンの選び方や交換の目安はエアストーンの選び方で紹介しています。

よくある質問

ハピソンのエアーポンプは家の水槽にも使えますか?

電池で動くので、停電の時の予備としては使えます。ただ、公式は釣り用としての説明で、水槽の適合サイズは書かれていません。毎日つけっぱなしにするなら、水槽用のポンプを選びましょう。

ハピソンのエアーポンプでいちばん電池が長持ちするのは?

公式の仕様では、YH-708Bを弱で使うと約150時間です。1個の電池で動くものなら、YH-707Bが単1形1個で約65時間です。

ハピソンの充電式は何時間使えますか?

YH-760は、強で約6時間、弱で約24時間、オートで約12時間とされています。充電はマイクロUSBで約8時間です。

ハピソンのエアーポンプにほかのストーンは使えますか?

ハピソンのセラミックストーンYH-467Pは、YH-760・YH-750・YH-739C・YH-735C・YH-734C・YH-737B・YH-708B・YH-707B・YH-732P・YH-702Bに対応しています。ほかのストーンを使う時は、チューブの太さが合うかを確かめましょう。

まとめ

この記事の要点
  • ハピソンは釣り用の乾電池式・充電式エアーポンプのメーカー
  • 選ぶ軸は送風量・電池の持ち・水への強さ(防滴形か水洗可能か)の3つ
  • 泡を強くするほど電池の持ちは短くなる
  • 車で使うなら2WAY、軽さ重視なら充電式のYH-760
  • 停電の予備にもなるが、水槽のメインには水槽用のポンプを

停電に備えた電池式の使い方は電池式エアーポンプの使い方と選び方で、エアレーションそのものの仕組みはエアレーションとは?で紹介しています。

エアレーションドットコム

エアレーションドットコム 編集部

水槽のエアレーション(ブクブク)について、必要かどうかの判断、エアーポンプやエアストーンの選び方と使い方、メダカ・金魚・熱帯魚・エビなど生き物ごとの考え方を、公的機関とメーカーの公開情報をもとにやさしく整理しているサイトです。 公式サイト

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