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寝る時にブクブクの音が気になって、エアレーションを夜だけ止めてもいいのか迷っている方は多いですよね。
結論から言うと、エアレーションは24時間つけっぱなしが基本です。ただ、魚が少なく、フィルターで水面がよく動いている水槽なら、夜に止めても困らないこともあります。
この記事では、夜に止めてもいい水槽とそうでない水槽を見分ける判定表と、止める時の時間の決め方を紹介しますね。
エアレーションは夜止めていい?先に結論
迷ったら24時間つけっぱなしにしておくのが安心です。夜に止めたいなら、魚の数が少ない・水草が少ない・水温が高くない・フィルターで水面が動いている、の4つがそろっているかを確かめてからにしましょう。
『夜は魚も寝ているんだから、止めても平気でしょ?』と思う方もいるかもしれませんね。
実は、夜こそ酸素が減りやすい時間なんです。昼は水草が酸素を作りますが、夜は水草も魚と同じように呼吸をして酸素を使います。
メーカーのメダカ飼育ガイドでも、水草は夜間に酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すため、酸欠になってしまうこともあると紹介されています。
| 時間帯 | 水草の働き | 水の中の酸素 |
|---|---|---|
| 昼(明るい時間) | 光合成で酸素を作る | 増えやすい |
| 夜(暗い時間) | 呼吸で酸素を使う | 減りやすい |
| 明け方 | 夜の間の呼吸が続いたあと | 一日でいちばん少なくなりやすい |
このため、エアレーションの夜間の扱いは「音が気になるかどうか」だけで決めないことが大切です。
生き物ごとの夜の扱い
飼っている生き物によっても、夜の扱いの考え方は少し変わります。
| 生き物 | 夜の扱いの目安 | ひと言 |
|---|---|---|
| 金魚 | つけっぱなし | 酸素を多く使うので止めないほうが安心 |
| メダカ | 数が少なければ弱めで回す | 水流が苦手なので弱めが向く |
| 小型の熱帯魚 | つけっぱなし | ヒーターで水温が高めに保たれている |
| ベタ | なしでもよいことが多い | 水面から空気を吸える器官を持つ |
| エビ | 弱めで回す | 泡に巻き込まれない強さにする |
ベタは、ラビリンス器官という空気呼吸を助ける器官を持つため、エアーポンプなしでも飼えるとメーカーでも紹介されています。
止めても大丈夫な水槽・止めない方がいい水槽の判定表
夜に止めていいかは、魚の数・水草・水温・フィルターの4つで判断できます。1つでも「止めない方がいい」に当てはまるなら、つけっぱなしにしておきましょう。
『結局、うちの水槽はどっちなの?』と迷いますよね。そこで、4つの条件で判定できる表にしてみました。

| 条件 | 止めても大丈夫なことが多い | 止めない方がいい |
|---|---|---|
| 魚の数 | 水の量に対して少なめ | 水の量に対して多い・大きい魚がいる |
| 水草 | 少ない、または入れていない | たくさん茂っている |
| 水温 | 低め〜ふつう | 夏で水温が高い |
| フィルター | 上部・外掛けなどで水面がよく動く | フィルターなし・水面がほぼ動かない |
| ろ過の方式 | エアーポンプと関係ないフィルター | スポンジや投げ込み式などエアーで動くフィルター |
| 水槽の時期 | 立ち上げて落ち着いている | 立ち上げたばかり |
メダカの場合、メーカーのガイドでは1匹あたり1リットルの水が目安とされています。これより多く入れている水槽は、夜も止めないほうが安心です。
例えば、こんなふうに判定表を使ってみてください。
「うちは金魚が3匹で、水草はほとんどないよ」
「でも夏だし、フィルターなしなら夜も回しておいたほうが安心だね」
エアーで動くフィルターは止めない
スポンジフィルターや投げ込み式フィルターは、エアーポンプの空気で水を動かしてろ過しています。
エアレーションを止めると、ろ過まで一緒に止まってしまうんです。ろ材の中のバクテリアにも酸素が届かなくなるので、この方式の水槽は夜も止めないでおきましょう。
夏は夜も止めない
水温が高いほど、水に溶ける酸素の量は少なくなります。淡水・1気圧では、20℃で9.09mg/L、28℃で7.83mg/Lが上限です(JIS K 0102:2016の飽和値)。
夏の夜は水温が下がりにくく、酸素も減りやすい時間です。夏場は24時間つけっぱなしにしておくのがおすすめです。
- 魚の数が水の量に対して多すぎないか確かめる
- 水草がたくさん茂っていないか確かめる
- 水温が高い季節ではないか確かめる
- フィルターの水流で水面が動いているか確かめる
- エアーで動くフィルターを使っていないか確かめる
夜間に酸素が減りやすい理由とCO2添加の水槽
夜は水草の光合成が止まり、魚・水草・バクテリアがみんな酸素を使います。CO2を添加している水草水槽では、むしろ夜にエアレーションを回す使い方もあります。
『水草がたくさんあるから、酸素は十分でしょ?』と思いがちですよね。
ただ、水草が多い水槽ほど、夜に使う酸素も多くなります。昼と夜で、水の中の様子はかなり変わるんです。
夜は水が酸性に寄りやすい
岡山理科大学の解説では、昼は光合成で二酸化炭素が減ってアルカリ性に、夜は呼吸や分解で二酸化炭素が増えて酸性に寄りやすいと説明されています。
水の中の酸素だけでなく、水質も昼と夜で揺れ動いているんですね。
CO2を添加している水槽の場合
水草水槽でCO2を添加している方は、夜にエアレーションをする使い方があります。
ADAの水草水槽の解説では、CO2の添加は照明の点灯に合わせてONにし、消灯に合わせてOFFにする、1日約8時間程度が基本とされています。同じ記事の水槽の例では、夜間の消灯時にエアレーションを行っていました。
| 時間帯 | CO2添加 | エアレーション |
|---|---|---|
| 照明がついている時間 | ON | 止めることが多い |
| 照明が消えている時間 | OFF | 回す |
昼にエアレーションを強くすると、添加したCO2が水面から抜けやすくなるためです。詳しくはエアレーションとCO2添加と水草水槽のエアレーションで紹介しています。
CO2を添加していない水槽なら、昼に止めて夜だけ回す必要はありません。迷ったら24時間つけっぱなしで大丈夫です。
止めたい時の時間の決め方とタイマーの使い方
夜に止めたいなら、いきなり一晩止めず、短い時間から試して朝の魚の様子を見ましょう。タイマーを使う時は、エアーポンプのタイマーとフィルターのコンセントを分けておくのが大切です。
『音がうるさくて眠れないから、どうしても止めたい』という事情もありますよね。
そんな時は、時間を決めて少しずつ試すのがおすすめです。
「ブクブクの音で眠れないから、夜だけ止めてもいい?」
「まずは短い時間だけ止めて、朝に魚の様子を見てからにしよう」

夜間に止める時の手順
- 判定表で「止めても大丈夫なことが多い」に当てはまるか確かめる
- まずは寝る前の短い時間だけ止めて、魚の様子を見る
- 問題がなければ、止める時間を少しずつ延ばす
- 朝、魚が水面に集まっていないか、口をパクパクしていないかを確かめる
- 気になる様子が見えたら、つけっぱなしに戻す
タイマーを使う時の注意
エアレーションの時間をタイマーで決めると、毎日同じリズムで止めたり回したりできて便利です。
ただし、フィルターとエアーポンプを同じタイマーにつなぐと、ろ過まで止まってしまいます。タイマーはエアーポンプだけにつなぎましょう。
タイマーやタップは、水がかからない高い位置に置きましょう。コードはコンセントより下にたるみ(ドリップループ)を作っておくと、水がつたってプラグにかかりにくくなります。製品の取扱説明書もあわせて確認してください。
停電や故障で止まってしまった時
自分で止めるのとは別に、停電やポンプの故障で夜中に止まってしまうこともありますよね。
停電に備えるなら、電池式や充電式のエアーポンプを用意しておく方法があります。例えばコトブキ工芸の充電式エアポンプ オキシー 2800は、停電の時にバッテリーでの運転に自動で切り替わり、約8時間(省エネモードなら約16時間)動くと案内されています。
不在や停電への備えは旅行・長期不在の時の水槽でまとめています。
止めずに音を小さくする方法もある
夜に止めたい理由が音なら、止める前に音を小さくできないか試してみる価値があります。
- 泡を少し弱める
- 泡の細かいエアストーンに替える
- ポンプの下に振動を吸収するマットを敷く
詳しくはエアーポンプがうるさい時の対策で紹介しています。
エアレーションの時間について知恵袋によくある相談
知恵袋では「フィルターやブクブクは夜止めるべき?」「エアレーションの稼働時間はどのくらい?」「音がうるさいので夜だけ止めたい」「寒くなったらいつ切る?」という相談がよく読まれています。
ここでは、エアレーションの時間について多く読まれている相談を要約して紹介します。
「外部フィルターやブクブクは、夜は止めたほうがいい?」
メダカの子ども用の小さな水槽と大きな水槽があって、夜はフィルターやブクブクを止めるべきか迷っている、という相談です。
答えは、フィルターは止めないのが基本です。ろ過のバクテリアは、水が流れて酸素が届いていることで働き続けられます。
エアレーションは判定表で考えましょう。メダカの子どもが多い小さな水槽なら、夜も弱めに回しておくほうが安心ですよ。
「90cm水槽のエアレーションは、1日何時間回せばいい?」
エアレーションの稼働時間や頻度の目安を知りたい、という相談です。
回す時間に決まった数字はありません。魚が多い水槽や夏場は24時間、水面がよく動く水槽なら夜だけ止めることもできる、と条件で考えるのが現実的です。
迷ったら、つけっぱなしにしておけば大きく困ることはありません。
「ウーパールーパーの水槽、音がうるさいと言われて夜止めたい」
家族に音がうるさいと言われて、夜はエアレーションを止めても大丈夫か知りたい、という相談です。
止める前に、まずは泡を弱めたり、ポンプの置き方を変えたりして音を小さくできないか試してみてください。
止めるなら、短い時間から試して朝の様子を確かめましょう。ウーパールーパーは水流が苦手な生き物なので、ウーパールーパーのエアレーションもあわせて読んでみてください。
「屋外のメダカ、寒くなってきたらエアレーションはいつ切る?」
10月に入って朝晩が冷えてきたけれど、屋外のメダカのエアレーションをいつ止めればいいか、という相談です。
水温が下がると、水に溶ける酸素は増え、メダカの動きもゆっくりになります。メーカーのガイドでは、10℃を下回るとメダカは冬眠状態になると紹介されています。
水温が下がってきたら泡を弱め、様子を見ながら止めるかどうか決めていくと安心です。冬の扱いは冬のメダカのエアレーションで詳しく紹介しています。
よくある質問
エアレーションは24時間つけっぱなしでいいですか?
はい、24時間つけっぱなしが基本です。夜は水草も呼吸をして酸素が減りやすいので、つけっぱなしのほうが安心です。
エアレーションを夜止めるとどうなりますか?
魚が少なくフィルターで水面がよく動いている水槽なら、困らないこともあります。魚が多い、水草が多い、夏で水温が高い水槽では、酸素が足りなくなりやすいので止めないほうが安心です。
エアレーションにタイマーを使ってもいいですか?
使えます。ただ、フィルターまで同じタイマーで止めないようにしましょう。止める時間は短めから試してください。
昼だけ止めて夜だけ回すのはどんな時ですか?
CO2を添加している水草水槽で、照明がついている間はCO2を逃がさないためにエアレーションを止め、消灯後に回す使い方があります。CO2を添加していない水槽なら、昼に止める必要はありません。
エアレーションの頻度や時間に決まった目安はありますか?
決まった数字はありません。魚の数・水草・水温・フィルターの4つの条件で、止めてもいいかを判断しましょう。
まとめ
- エアレーションは24時間つけっぱなしが基本
- 夜は水草も呼吸をするので、酸素が減りやすい
- 夜に止めていいかは、魚の数・水草・水温・フィルターの4つで判断する
- エアーで動くフィルターの水槽や夏場は、夜も止めない
- 止めるなら短い時間から試し、タイマーはエアーポンプだけにつなぐ





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