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売り場でGEXのエアーポンプを手に取ったものの、『e〜AIRの1000と1500と2000、何が違うの?』と迷ってしまった方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、GEX(ジェックス)のエアーポンプは「水槽の幅」と「吐出口の数」の2つで選ぶと、合う型番がすぐ見つかります。シリーズは主に、小型から大型まで型番がそろうe〜AIRと、低振動を重視したサイレントフォースの2つです。
この記事では、GEXのエアーポンプのシリーズの特徴と、今の水槽に合う型番の探し方が分かります。
GEXのエアーポンプはどんなシリーズがある?
GEXのコンセント式エアーポンプは、主にe〜AIRシリーズとサイレントフォースシリーズの2つです。e〜AIRは1口・2口・4口までそろい、サイレントフォースは2つのダイヤフラムで振動を打ち消す構造です。電池式のアトム5や、ポンプとフィルターのセット品もあります。
GEXのエアレーション用品は、ポンプ本体だけでなく、エアストーンやチューブ、分岐、調節バルブまで一通りそろっています。同じメーカーでそろえたい方には選びやすいですよね。
| シリーズ・商品 | 特徴(公式の表現から) | 吐出口 |
|---|---|---|
| e〜AIR(1000SB〜9000FB) | 「内部の音を逃がさない特殊密閉構造」と「防震脚ゴム」 | 1口・2口・4口 |
| サイレントフォース(2000S・2500S・3500S) | 「2つのダイヤフラム駆動により、振動を打ち消しあう」 | 1口 |
| アトム5 | 単3×2本の乾電池式、約8時間 | 記載なし |
| おさかな飼育コンパクト | 音の静かなエアーポンプとロカボーイコンパクト、チューブなどのセット | 1口 |
『結局どっちがいいの?』と思いますよね。ざっくり言うと、つなぐ数で選びたいならe〜AIR、振動の少なさを重視するならサイレントフォースが候補です。
GEXのエアレーション関連用品
ポンプと一緒に使う用品も、GEXの公式ページに並んでいます。
- エアストーン:丸ストン小・大・50mm、ロングストン10cm・15cm
- エアーチューブ:ソフトチューブ白2.5m・4.5m、ビニールチューブ2m
- 分岐:分岐2又・分岐3又
- 調節:エア調節バルブ(ソフトチューブ1m付)
- 投げ込み式フィルター:ロカボーイS・M(エアーポンプは別売)
e〜AIRに使えるエアーチューブは、外径5mm・内径4mmと公式Q&Aに書かれています。チューブを買い足す時の目安にしてみてください。
ロカボーイと組み合わせる使い方
GEXのロカボーイは、エアーポンプの空気で水を吸い上げる「エアーリフト式水中フィルター」です。公式では「細かな泡で酸素たっぷり」「酸素供給用として他フィルターの補助用としても」と説明されています。
例えば、外掛けフィルターの水槽で酸素を足したい時に、ロカボーイを補助として入れる使い方ができます。外掛けとの併用の考え方は外掛けフィルターとエアレーションで紹介しています。
今の水槽に合うGEXの型番を探す早見表
ここがこの記事でいちばん使ってほしいところです。GEXのエアーポンプを、水槽の幅と吐出口の数で並べました。
| 水槽の幅 | 1口 | 2口 | 4口 |
|---|---|---|---|
| 幅45cm以下 | e〜AIR 1000SB(水深35cm以下) | なし | なし |
| 幅60cm以下 | e〜AIR 1500SB(水深40cm以下)/サイレントフォース2000S(水深40cm以下) | e〜AIR 4000WB(水深40cm以下) | なし |
| 幅120cm以下 | e〜AIR 2000SB(水深50cm以下)/サイレントフォース2500S・3500S(水深50cm以下) | e〜AIR 6000WB(水深50cm以下) | e〜AIR 9000FB(幅120cmまで、水深50cm以下) |

自分の水槽の幅の行を見て、つなぎたい数の列を選ぶだけです。例えば、60cm水槽でエアストーンと投げ込み式フィルターの2つに送りたいなら、e〜AIR 4000WBが当てはまります。
吐出量と消費電力も見ておく
同じ行の中で迷ったら、吐出量(1分間に送る空気の量)も比べてみましょう。
| 型番 | 吐出量 | 消費電力(50Hz/60Hz) |
|---|---|---|
| e〜AIR 1000SB | 約0.8L/分(50Hz)、約0.6L/分(60Hz) | 1.2W/1.1W |
| e〜AIR 1500SB | 約1L/分 | 2W/1.9W |
| e〜AIR 2000SB | 約0.5〜1.5L/分(ダイヤル付) | 2.1W/1.9W |
| e〜AIR 4000WB | 約0.5〜1.5L/分(ダイヤル付) | 1.9W/1.7W |
| e〜AIR 6000WB | 約0.8〜2.0L/分(ダイヤル付) | 2.7W/2.6W |
| e〜AIR 9000FB | 約0.8〜2.0L/分(ダイヤル付) | 8W/7W |
| サイレントフォース2000S | 2.0L/分 | 1.8W/1.7W |
| サイレントフォース2500S | 2.5L/分 | 2.8W/2.3W |
| サイレントフォース3500S | 3.5L/分(無負荷時) | 4.8W/3.8W |
e〜AIRの2000SB・4000WB・6000WB・9000FBには、エアーの強弱を変えるダイヤルが付いています。メダカのように強い流れが苦手な魚の水槽なら、ダイヤル付きを選ぶと調整しやすいですよ。
なお、9000FBの吐出量が1口あたりか4口の合計かは、公式ページに書かれていません。電気代の目安はエアーポンプの電気代で計算方法を紹介しています。
同じ吐出量でも水深が違うのはなぜ?
表を見ると、2000SBと4000WBは吐出量が同じなのに、適合する水深と水槽の幅が違いますよね。
GEXのQ&Aによると、2000SBは「吐出圧が高い為、水深が深くても、吐出量を確保できる仕様」です。深い水槽では空気を押し込む力が要るので、水深の目安もあわせて見ておきましょう。
e〜AIRとサイレントフォースはどう違う?
2つのシリーズは、どちらも静かさを意識した作りです。ただ、音や振動を抑える方法が違います。
| 見るところ | e〜AIRシリーズ | サイレントフォースシリーズ |
|---|---|---|
| 音を抑える方法 | 特殊密閉構造で内部の音を閉じ込める | 2つのダイヤフラムで振動を打ち消しあう |
| 振動対策 | 防震脚ゴム | 防振脚ゴム、3つのエアーフィルター |
| 本体の形 | 縦長の小型(1000SBは約幅5.2×奥行4.3×高さ9.2cm) | 円柱形で空気の通り道を長くして静音化 |
| 吐出口 | 1口・2口・4口 | 1口(増やす時は別売の分岐) |
| 向いている人 | 水槽が2つ以上ある、口数が欲しい | 振動の響きを抑えたい |
公式では、e〜AIRは従来品よりポンプ音が下がったこと、サイレントフォース3500Sは従来品より振動が約70%下がったこと(自社調べ)が紹介されています。
寝室などで振動の響きが気になるならサイレントフォース、水槽が2つ以上あって口数が欲しいならe〜AIR、という選び方がしやすいです。ほかのメーカーの静音タイプとも比べたい方は、静かなエアーポンプの選び方も参考になります。
吐出量は、エアストーンの種類、チューブの長さや接続方法、水深などで変わると書かれています。本体は水槽より高い位置に置き、エアストーンなどを接続して使うよう案内されています。
GEXのエアーポンプを長く使うコツ
GEXのエアーポンプの中には、ゴムの膜(ダイヤフラム)が入っています。この膜は動き続けるうちに傷む消耗品なんです。
e〜AIR用のスペアパーツは「半年~1年を目安に交換」と書かれています。サイレントフォースについても、公式Q&Aで同じく半年~1年が目安とされています。音が大きくなった、泡が減った、というサインが出たら交換どきです。
| 気になること | GEXの公式Q&Aの説明 |
|---|---|
| 音が大きくなった | ダイヤフラムの亀裂でエアーがもれている場合がある。スペアパーツの交換をすすめる |
| エアー量が減った | ダイヤフラムの亀裂や弁の開閉不良の可能性 |
| チューブが黒・茶色くなった | ダイヤフラム(ゴム)の成分が付いたもので、使用上は問題ない |
| ダイヤフラムが白い | 保護材が付いたもので問題ない |
| 使わない吐出口がある | そのままにして、封をしない(故障の原因になる) |

スペアパーツは、販売店での取り寄せか、GEXの部品専門オンラインショップで買えます。交換の方法は動画で案内されているので、手順に沿って進めましょう。
GEXのエアーポンプは屋内飼育専用です。屋根があっても、ベランダや軒下、駐車場では使わないよう書かれています。キッチンの近くも、油煙や湿気で故障の原因になります。
交換時期の考え方は、エアーポンプの寿命と交換時期でも詳しく紹介しています。
GEXのエアーポンプのよくある相談
ここでは、GEXのエアーポンプについて閲覧の多い相談を取り上げて答えます。
静かと書いてあったのに、うるさく感じる
『GEXのe〜AIRを買ったけれど、静かと聞いていたのにうるさい』という相談は、とても多く読まれています。
まず、本体が棚や壁、水槽に触れていないか確かめてみてください。硬い場所に置くと、振動が響いて音が大きく聞こえることがあります。
ダイヤル付きの機種なら、少し弱めるだけで音が変わることもあります。しばらく使ってから急に大きくなった時は、ダイヤフラムの傷みを疑ってみましょう。
60cm水槽の底面フィルターに1000SBは使える?
『60cm水槽の底面フィルターに、e〜AIR 1000SBは使えますか?』という相談もあります。
公式の適合は、1000SBが幅45cm水槽以下、水深35cm以下です。60cm水槽なら、幅60cm以下に対応した1500SBや4000WB、サイレントフォース2000Sなどが表の上では当てはまります。
底面フィルターとのつなぎ方や泡の量は、底面フィルターとエアーポンプで紹介しています。
一度電源を抜いたら動かなくなった
『1000SBを設置したけれど、一度電源を抜いて入れ直したら動かない』という相談もあります。
まずは、コンセントやプラグ、チューブの折れを確かめてみてください。水槽より低い位置に置いていた場合は、止まった間に水が逆流していないかも見ておきましょう。
- プラグがしっかり差さっていて、コンセントに電気がきているか
- チューブが折れたり、つぶれたりしていないか
- エアストーンが目詰まりしていないか
- 本体が水面より高い位置にあるか
それでも動かない時は、分解せずに販売店やメーカーに相談しましょう。
いくつもの水槽に1台で送りたい
『60cm・42cm・30cmの水槽とプラケースに、なるべく少ない台数で空気を送りたい』という相談もあります。
GEXの中で口数が最も多いのは、4口のe〜AIR 9000FBです。公式では、4つの吐出口で1台から複数の水槽へ送れる、多数の水槽を持つブリーダー向けの機種と説明されています。
2口の6000WBに分岐を足す方法もありますが、分けるほど1本あたりの空気は減ります。水深の違う水槽に分けると、深いほうから泡が出にくくなることもあるので注意しましょう。分け方のコツはエアレーションの分岐のやり方で紹介しています。
よくある質問
GEXのエアーポンプで2つの水槽にエアレーションできますか?
2口のe〜AIR 4000WBや6000WBなら、1台で2か所に送れます。1口の機種でも、別売の分岐2又や分岐3又を使えば分けられますが、1本あたりの空気は少なくなります。
ジェックスのエアレーションで、メダカの水槽に合うのはどれですか?
水槽の幅と水深で型番を選び、泡の強さを調整できるようにしておくのがおすすめです。ダイヤル付きの機種か、メダカなど強い水流が苦手な魚向けとされるエア調節バルブを組み合わせると扱いやすくなります。
GEXのエアーポンプは屋外で使えますか?
公式Q&Aでは屋内飼育専用とされていて、屋根があってもベランダや軒下では使わないよう書かれています。屋外で使うなら、屋外で使えると書かれた別の製品を選びましょう。
GEXのエアーポンプにはどのチューブが合いますか?
公式Q&Aでは、外径5mm・内径4mmのエアーチューブが使えると書かれています。GEXのソフトチューブやエア調節バルブ付きのチューブも同じ太さです。
まとめ
- GEXのエアーポンプは、e〜AIRとサイレントフォースの2シリーズが中心
- 型番は「水槽の幅」と「吐出口の数」の早見表で探せる
- 吐出量が同じでも、吐出圧の違いで適合水深が変わる機種がある
- ダイヤフラムは消耗品で、半年~1年が交換の目安
- 屋内専用なので、ベランダや軒下では使わない
ほかのメーカーと比べたい方は、水作のエアーポンプやエアーポンプのメーカー別の特徴、選び方の全体像は水槽用エアーポンプの選び方を読んでみてください。





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