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60cm水槽を立ち上げる時、『エアーポンプってどれくらいの大きさを選べばいいの?』と迷う方は多いですよね。
結論から言うと、60cm水槽のエアレーションのおすすめは「適合水槽に60cmが入り、泡の強さを調整できるポンプ」です。ストーンは1つから始めます。足りなければあとから足せばいいんです。
この記事では、30cm・45cm・60cm水槽ごとに、水量・ポンプの大きさ・ストーンの数をひとまとめにした早見表で紹介しますね。
60cm水槽のエアレーションのおすすめは?
60cm水槽のエアーポンプは、メーカーの適合水槽の目安に「60cm」が含まれている物を選ぶのが基本です。そのうえで、ダイヤル付きなど泡を弱められる物にしておくと、生き物が変わっても使い続けやすくなります。
『一番おすすめのポンプを教えて』と思いますよね。
ただ、どのポンプが合うかは、水深や生き物、フィルターの有無で変わります。この記事ではメーカー同士の順位は付けず、「こんな水槽に向いている」という見方で紹介します。
60cm水槽向けとして公式に案内されている例
エアーポンプを60cm水槽で使う時の目安として、メーカーの公式サイトに載っている物を並べました。価格は販売店や時期で変わるので載せていません。
| メーカー・型番 | 吐出量(公式表記) | 適合水槽・水深の目安 | 吐出口 | 調整 |
|---|---|---|---|---|
| GEX e〜AIR 1500SB | 約1L/分 | 幅60cm水槽以下・水深40cm以下 | 1口 | 記載なし |
| GEX e〜AIR 4000WB | 約0.5〜1.5L/分 | 幅60cm水槽以下・水深40cm以下 | 2口 | ダイヤル付 |
| GEX サイレントフォース2000S | 2.0L/分 | 幅60cm以下・水深40cm以下 | 1口 | 記載なし |
| テトラ コンフォートエアー 60 | 2.1/1.8/min | 60cm以下 | 2 | スイッチまたはダイヤル付 |
| コトブキ サイレントエア SA-2000S | 2.0L/min | 60cm以下(約70Lまで)・水深40cmまで | シングル | 記載なし |
| ニッソー サイレントβ-60 | 1.9L/分/1.2L/分(無負荷時) | 30〜60cm以下・水深30cm以下 | 1口 | 記載なし |
| 水作 水心 SSPP-3S | 水深25cmで1.7L/m | 取説30〜60cm(商品ページは45〜60cm) | シングル | ダイヤル付 |
同じ「60cm向け」でも、使える水深の目安はそれぞれ違います。水槽の高さがある物を使うなら、水深の目安まで見ておきましょう。
「6000」「3000」は吐出量の数字ではない
『GEXの6000って、6000ccも出るの?』と思った方もいるかもしれませんね。
実は、型番の数字と吐出量は一致しないことがあるんです。GEXのe〜AIR 6000WBは、公式の吐出量が約0.8〜2.0L/分です。e〜AIR 4000WBも約0.5〜1.5L/分となっています。
一方、コトブキのサイレントエア SA-3000Wは3.0L/min(1.5L×2口)で、90cm以下向けです。型番の数字だけで比べず、仕様表の吐出量と適合水槽を見てくださいね。
| 型番の例 | 公式の吐出量 | 適合水槽 |
|---|---|---|
| GEX e〜AIR 4000WB | 約0.5〜1.5L/分 | 幅60cm水槽以下 |
| GEX e〜AIR 6000WB | 約0.8〜2.0L/分 | 幅120cm水槽以下 |
| コトブキ SA-3000W | 3.0L/min(1.5L×2口) | 90cm以下 |
吐出量の見方はエアーポンプの吐出量の目安で詳しく紹介しています。
水槽サイズ別の早見表|水量・ポンプ・ストーンをひとまとめに
エアレーションは、水槽の幅だけでなく「水量」と「水深」で考えると選びやすくなります。サイズごとに、ポンプの大きさとストーンの置き方をまとめて決めておくと迷いません。
エアーポンプを選ぶ時、ポンプだけ、ストーンだけと別々に考えると混乱しやすいですよね。
そこで、水槽サイズごとに必要な物をひとまとめにした早見表を作りました。水量は、メーカーが適合の説明に書いている数字の例です。
| 水槽サイズ | 水量の目安(メーカー表記の例) | ポンプの選び方 | ストーンの考え方 |
|---|---|---|---|
| 30cm以下 | 23L以下(水作エイトS・ロカボーイSの適合) | 適合が30cm以下〜45cm以下の小型ポンプ | 小さめのストーン1つ・水槽の端に |
| 45cm | 35L以下(水作エイトM)、約50Lまで(コトブキSA-1500S) | 適合に45cmが含まれるポンプ | ストーン1つ。泡を広げたいなら長めのストーン |
| 60cm | 55L以下(水作エイトコアL)、約70Lまで(コトブキSA-2000S) | 適合に60cmが含まれるポンプ。2口なら2か所に送れる | ストーン1つから。足りなければ2口目やカーテン型 |
| 90cm以上 | メーカーの適合表で確認 | 90cm以下・120cm以下向けのポンプ | 複数か所に分けて置くことが多い |

ストーンの数は「1つから」でいい
『60cmならストーンは2つ要るの?』と迷いますよね。
公式で「60cmなら何個」と決めている資料は見当たりません。まずは1つから始めて、魚が多い時や水面の動きが少ない時に足していくのが無理のないやり方です。
泡を水槽の幅いっぱいに広げたい時は、GEXのぶくぶくカーテン60cmや、ロングストン10cm・15cmのように細長い物も公式で案内されています。
水深で吐出量は変わる
GEXの公式Q&Aでは、水深で吐出量は「変化します」と答えています。エアーストーンの種類やチューブの長さ、分岐の仕方でも変わるそうです。
さらに、GEXのe〜AIR 4000WBと2000SBは吐出量が同じです。それでも2000SBは「吐出圧が高い為、水深が深くても、吐出量を確保できる仕様」と説明されています。背の高い水槽なら、水深の目安が深めのポンプを選ぶと安心です。
30センチ水槽・小さい水槽のエアレーション
30センチ水槽や小さい水槽のエアレーションは、ポンプのパワーより「泡を弱められるか」を優先します。水量が少ないので、強すぎる泡のほうが困りやすいんです。
小さい水槽では、ちょっとした泡でも水全体が大きく動きますよね。
メダカやベタのように水の流れが苦手な生き物なら、なおさら弱めの泡が向いています。
30センチ水槽向けの例
公式で30cm前後の水槽向けとされている物を並べておきます。
| メーカー・型番 | 吐出量(公式表記) | 適合水槽の目安 |
|---|---|---|
| ニッソー サイレントβ-30 | 1.7L/分/0.8L/分(無負荷時) | 30cm以下・水深30cm以下 |
| テトラ コンフォートエアー 30 | 1.0/0.8/min | 30cm以下 |
| 水作 水心 SSPP-7S | 水深25cmで1.3L/m | 30〜45cm水槽 |
| 水作 エアコンパクトプラス | 水深25cm時600cc/分 | 30〜45cm水槽用 |
| GEX e〜AIR 1000SB | 約0.8L/分(50Hz)/約0.6L/分(60Hz) | 幅45cm水槽以下・水深35cm以下 |
SSPP-7Sやエアコンパクトプラスは吐出量固定式なので、弱めたい時はチューブにコックを足します。小さい水槽のエアレーションの工夫は、小型のエアレーションで詳しく紹介しています。
45センチ水槽のエアレーション
45センチ水槽のエアレーションは、30cm向けと60cm向けのちょうど間で迷いやすいサイズです。
例えばテトラのコンフォートエアー45は45cm以下向けで、吐出量は1.5/1.6/minと案内されています。コトブキのSA-1500Sは45cm以下(約50Lまで)向けです。
『60cm用を買っておけば安心かな?』と考える方もいますよね。ダイヤルで弱められるなら、それも選択肢です。固定式なら、45cmが適合に入っている物を選んだほうが、泡の強さで困りにくいですよ。
- 泡が強すぎて困りにくい
- 本体が小さく置きやすい
- 水槽を大きくした時は買い替えが要る
- あとで60cmにしても使える
- 2口なら2か所に送れる
- 固定式だと泡が強すぎることがある
60センチ水槽のエアレーション|量と付け方
60センチ水槽のエアレーションは、ストーン1つで水面がゆるく揺れる量を目安にします。魚が多い時や夏は少し強め、メダカなど流れが苦手な魚なら弱めに調整します。
『60cm水槽のエアレーションの量って、どれくらいが正解?』と迷いますよね。
数字で決めるより、水面と魚の様子で決めるのが分かりやすいんです。
| 見るところ | ちょうどいい | 弱すぎるかも | 強すぎるかも |
|---|---|---|---|
| 水面 | ゆるく揺れている | ほとんど動かない | 波立って水がはねる |
| 魚の泳ぎ | 泡の近くでも普段どおり | 水面近くでパクパクする | 泡を避けて隅に集まる |
| 水草 | 少しそよぐ | まったく動かない | 大きくあおられる |
キョーリンは金魚が水面近くで口をパクパクする時について、飼育数が多く酸素が不足していると考えられると案内しています。そんな時は、泡を少し強めてみてください。
60cm水槽にエアーポンプを付ける手順
60cm水槽へのつなぎ方は、どのサイズでも基本は同じです。
- エアーポンプを水面より高い所に置く場所を決める
- ポンプからストーンまでの長さに合わせてエアーチューブを切る
- 必要に応じて逆流防止弁とコックをチューブの途中に付ける
- ストーンを水槽の奥か端に沈める
- 電源を入れ、泡の量を見ながら調整する
- 翌日、水面の揺れと魚の様子をもう一度見る
水作やダイソーなど複数のメーカーが、ポンプを水面より高い位置に置くよう案内しています。低い位置だと、水がポンプに逆流することがあるためです。

ストーンはどこに置く?
60cm水槽では、ストーンを置く場所で泡の当たり方が大きく変わります。
ヒーターやフィルターの吸い込み口から少し離した、水槽の奥か端に置くと、泡が水槽全体の水の流れに乗りやすくなります。真ん中に置くと見た目は目立ちますが、魚の泳ぐスペースに泡が当たり続けることも。
| 置き場所 | 向いている水槽 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 奥の端 | 多くの60cm水槽 | 水草の陰になって見えにくいことがある |
| 左右どちらかの端 | 流れが苦手な魚がいる水槽 | 反対側の水面が動きにくいことがある |
| 真ん中 | 魚が少なく、泡を見せたい水槽 | 魚の泳ぐ場所に泡が当たりやすい |
置き場所の考え方はエアレーションの位置と置き場所でも詳しく紹介しています。
2口のポンプは使わない口を塞がない
テトラのコンフォートエアー60やGEXのe〜AIR 4000WBのような2口のポンプは、1台で2か所に空気を送れます。
ただ、GEXの公式Q&Aでは、1口しか使わない時は「使用しない吐出口はそのままにしてください」と案内しています。口に封をすると故障の原因になる、という説明です。
使わない口の吐出音が気になる時は、チューブを適度な長さに切って付けると軽減できる、とも書かれています。
音が気になる時
60cm水槽はリビングに置くことも多く、ポンプの音が気になりますよね。
防振ゴムや密閉したつくりなど、音や振動への対策が書かれている物を選ぶと安心です。静かさの見方は静かなエアーポンプの選び方で紹介しています。
サイズより大事な条件|生き物・フィルター・季節
同じ60cm水槽でも、生き物の数、フィルターの種類、季節でエアレーションの必要さは変わります。早見表はスタートの目安として使い、あとは水槽の様子で調整します。
実は、水槽のサイズだけでエアレーションを決めるのは少し乱暴なんです。
次の条件に当てはまるほど、エアレーションを強めに、または追加で考えてみてください。
- 水量に対して魚の数が多い
- 夏で水温が上がりやすい
- フィルターの排水が水面を揺らしていない
- 水草が多く、夜に酸素が減りやすい
- 金魚のように酸素を多く使う魚を飼っている
フィルターとの組み合わせで変わる
コトブキのQ&Aでは、エアーポンプは「水槽にたくさん魚が入っている場合や、夏場の高水温で溶存酸素が少ないときに」使うと案内されています。
テトラは、上部や外掛けフィルターのシャワーパイプを水面近くにすると「ほどよく水面が揺れて酸素の補給になります」と説明しています。フィルターで水面が動いているなら、エアレーションは控えめでもいい場面があります。
| 60cm水槽の組み合わせ | エアレーションの考え方 |
|---|---|
| 上部フィルターで水面が揺れている | 魚が少なければ控えめでもよい |
| 外部フィルターで水面が静か | 夜だけや夏だけ足すことを考える |
| 投げ込み式フィルター | ポンプの空気がろ過と酸素の両方を担う |
| フィルターなし | ポンプとストーンで水面を動かす |
金魚の60cm水槽については金魚のエアレーションで詳しく紹介しています。

季節で水に溶ける酸素は変わる
新JIS(2016)の淡水・1気圧の値では、水に溶ける酸素の上限は20℃で9.09mg/L、28℃で7.83mg/Lです。
水温が上がるほど溶ける酸素は少なくなるので、夏は泡を少し強めにしておくと安心です。
水槽が大きくなるほど重さにも気をつける
テトラは、水の重さは1L=1kgなので、置く台の耐荷重を確かめるよう案内しています。60cm水槽は水量が多い分、30cm水槽とは重さがまったく違います。
エアーポンプを水面より高い所に置くために、水槽台の上に棚を足す方もいますよね。その時も、台や棚がしっかりしているか、水平に置けているかを見ておきましょう。
機材の管理まで任せる選び方もある
60cm水槽になると、水換えの量も増え、ポンプやフィルターの点検も手間になりますよね。
『水槽は好きだけど、毎日の世話や機材の管理まで手が回らない』という方もいるはずです。そんな時は、メンテナンス付きの水槽レンタルという選び方もあります。
水槽レンタル
水槽のお世話まで任せたいなら、メンテナンス付きの水槽レンタルも
水換えやコケ取り、エアーポンプやフィルターの点検まで、プロが定期的に訪問して整えてくれる水槽レンタルという選び方もあります。自宅やオフィスに置けるか、対応エリアやプランの内容をまずは公式サイトで確かめてみましょう。
公式水槽レンタルの公式サイトを見る(水槽レンタルサービスの公式サイトに移動します。最新の内容は公式サイトで確認してください)
水槽サイズとエアレーションで知恵袋によくある相談
60cm水槽の相談は「フィルターだけで足りる?」「複数の水槽にどう送る?」が多く読まれています。
ここでは、水槽サイズとエアレーションについて多く読まれている相談を要約して紹介します。
「60cm水槽は、ろ過器だけでなくエアレーションも付けたほうがいい?」
とても多く読まれている質問です。
答えは、フィルターの排水で水面がどれくらい動いているか次第です。水面がよく揺れていて魚も少ないなら、なしで回ることもあります。
外部フィルターで水面が静かな時や、夏、魚が多い時は、エアレーションを足しておくと安心です。
「60cmのセットに、エアレーションかサブフィルターを足したほうがいい?」
60cm水槽のセットを使う予定で、エアレーションかサブフィルターを並べて使うべきか、という相談です。
酸素を足したいならエアレーション、ろ過も増やしたいならエアーポンプで動く投げ込み式フィルターを足す、と考えると決めやすいです。投げ込み式なら、1台で両方の役目を少しずつ担えます。
「エアレーションとサブフィルター、どっちにしよう?」
「魚が増える予定なら、投げ込み式にしておくと両方カバーできるよ」
「60cmレギュラー水槽4台に使うエアーポンプは?」
複数の60cm水槽に、まとめて空気を送りたいという相談です。
GEXのe〜AIR 9000FBは4つの吐出口で、1台から複数の水槽に送れると案内されています。水作のAir-Max 12000 C-4も4個口です。
分岐の仕方や、それぞれの泡の強さの合わせ方はエアレーションの分岐のやり方で紹介しています。
よくある質問
60cm水槽にはどのくらいの吐出量のエアーポンプが合いますか?
メーカーの適合水槽に60cmが含まれている物を選ぶのが目安です。公式の例では、1〜2L/分前後の物が60cm向けとして案内されています。
60cm水槽のエアレーションはストーン1つで足りますか?
まずは1つから始めて、水面の揺れと魚の様子を見てください。魚が多い時や夏に足りないと感じたら、2口目やカーテン型を足します。
30センチ水槽に60cm用のポンプを使ってもいいですか?
ダイヤルやコックで弱められるなら使えます。固定式だと泡が強すぎて魚が落ち着かないことがあるので、30cm向けの物のほうが扱いやすいです。
GEXの6000は6000ccの空気が出るのですか?
いいえ。GEXのe〜AIR 6000WBの公式の吐出量は約0.8〜2.0L/分です。型番の数字ではなく、仕様表の吐出量と適合水槽を見てください。
90cm以上の水槽はどう考えればいいですか?
90cm以下・120cm以下向けのポンプを選び、ストーンを複数か所に分けて置くことが多いです。詳しくは大型水槽の記事で紹介しています。
まとめ
- 60cm水槽は、適合水槽に60cmが入っていて、泡を調整できるポンプが基本
- 型番の数字は吐出量と一致しないので、仕様表を見る
- 水槽サイズごとに水量・ポンプ・ストーンをまとめて決めると迷わない
- 30センチ水槽など小さい水槽は、パワーより弱められるかを優先する
- 生き物の数・フィルター・季節で、エアレーションの強さを調整する





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